元アパレル店員が考える、マネキン買いについて。

2019年11月25日

マネキン購入ってアリ?

本日はこの話題に関して。

マネキン買いですね。

まず実際に、そもそもマネキン買いしている人がいるのか?という部分について・・・

私が働いていたお店では1年に1人いるか、いないかってくらいです。

それはそうですよね。

マネキン買いはダサい、なんか恥ずかしい、そもそも上から下まで全てはいらない。など理由は様々だと思います。

では、マネキン買いがおすすめできるのか。という点ですが、基本的にはしない方が良いです。ただ、個人的にはマネキンを見たときに違和感(やりすぎ)感がなく無難な配色であればマネキン買いをしても良いと思います。

基本的にはしない

ではまず、なぜ基本的にはしない方が良いかという理由です。

  • お洒落になるとは限らない
  • 着回しが効かない
  • 体形に合うかわからない
  • お金がかかる

お洒落になるとは限らない

ここが理由の大半を占めています。

3つほど挙げていきます。

コーディネートの提案がメインでない場合がある

まずマネキンのコーディネートを組む時に、目立つというポイントに重点を置いている場合があります。

よく派手な色使いのマネキンを店頭に置いているお店を見ませんか?

専門的な内容は割愛しますが、要は遠くから見て目立つお店の方が来店率が上がるからです。

さらに、普段しないような色使いは店内にいても、目を引きますよね。

売り手側からすればメリットがありますが、買い手側にはメリットがありません。

無理矢理に色を入れている事もありますし、派手すぎて着こなすのが難しい事がほとんどです。

利益優先

まぁ商売ですから、お店によってはそういう事もありますよね。

価格帯が高いお店の方が、このような傾向は少ないように感じます。

そもそもお洒落でないコーディネートの場合がある

これは意外と多いです。

実はマネキンをコディネートする際はだいたい指定があります。

簡単に言うと、この商品を使って色はこの色で作成してくださいという指です。

これはブランドによって様々で統一されているブランドもあれば、そうでないブランドもあるが、基本的にはベースがあります。

ではなぜお洒落でない場合があるかというと、在庫がない時にスタッフが選んで着せることがある、指定が曖昧な時があるからです。

アパレルのスタッフが全員がお洒落にコーディネートを組むことができるかというと残念ながらそうではありません。

そのベースの意図をくみ取ることが出来ず自分が好きな物を着せる場合もあれば、色だけをみてアイテムを選んでしまう人もいます。

結果、ダサいマネキンになることすらあります。

チェックする人はいないのか。という点ですが、上司やエリアを統括する人間がチェックすることがあります。

これも問題です。

ブランドによってはお洒落で提案力のある専門家が様々な店舗を見て回るケースもありますが、上記のケースであった場合、上司は管理においては優れていてもファッションにあまり興味がない、もしくは現在のファッションの流れを理解していないケースがあります。

では上司の組んだコーディネートがダサかった場合に意見できるかというと残念ながら、答えがないファッションにおいて後輩ならまだしも、指摘する事はできないでしょう。
組む段階であれば、この方が良いんじゃないですか?と言いやすいですが、完成しているものに関して、注文をつけるのは難しいです。

こういった人間関係なども含め、組んだ人のセンスに左右されてしまうので、お洒落でないマネキンが出来上がることがあります。

以上のことからマネキン買いをしてもお洒落にならない可能性があるといえます。

着回しがきかない

これは仮にお洒落なコーディネートであったとしても、それはプロがシルエットや色合いを合わせて組んで

いるからであって、すでに所持している洋服に合うかはわからないからです。

マネキンに着せるのはトレンド商品であることが多いのも着回しがきかない理由の1つです。

ただし、マネキンのコーディネートが手持ちの服に合うようであれば問題はありません。

体型と年齢

どれだけコーディネートが良くても、自分の年齢、体型に合わない服を着るというのは危険です。

むしろダサく見えてしまう事すらあるので注意しましょう。

金額的な問題

仮にすべてを買うとした場合に、高い商品が混ざっていて、代替できる商品がなかった場合に高くついてしまうからです。

マネキンはトータルでコーディネートされているので、商品を見たいだけであれば問題ないですが、コーディネートを真似する場合、全てを買わざるおえなくなります。

以上がマネキン買いをおすすめできない理由です。

マネキン買いをしても問題ない場合

マネキン買いをする人は、そもそもファッションに興味がない人がほとんどです。

そういった人々からすれば、時間も短縮できて、考える必要がないというメリットが発生します。

さらに上記で挙げた点を考慮しても、何も知識がなく興味のない人が選ぶよりは、マシになる可能性は高いといえるでしょう。

ですので、興味がない人が選ぶ場合、派手な配色ではなく、シルエットも特徴的な物でなければマネキン買いをしても問題ないと思います。

年相応のお店にすれば更に安心でしょう。

結論、お洒落を目指すのであればやめておく。

興味がない人の場合、年相応のお店で、マネキンを見たときに違和感なく特徴的なコーディネートでなけれ
ば、マネキン買いもあり。

だと思います。


最後に。

マネキンは、こうやって合わせると違和感ないのかー。など参考にするには非常に便利だとは思います。

お店の提案したいスタイルを打ち出しているマネキンもいれば、目立つためのマネキンもいる。

どうしてこうなった?というマネキンも稀にいたりするので注目して見てると面白いと思いますよ!